
こんにちは!マンションの騒音トラブルを民事調停で解決し、慰謝料を得た経験のあるarawaです。
今回は、僕が騒音トラブルを解決するためになぜ「裁判(訴訟)」ではなく「民事調停」を選んだのか、その理由をお話しします。
法律の知識がゼロだった僕のように、法律に関して自信がない方には特に役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。
なぜ「裁判」ではなく「民事調停」を選んだのか?メリットとデメリット

僕が裁判ではなく民事調停を選んだ理由は、2つあります。
- 裁判の前に民事調停をやるべきだと判断したから
- 正直、持っている証拠に自信がなかったから
裁判と民事調停のメリット・デメリットをまとめると、それぞれこのようなポイントが挙げられます。
| 比較項目 | 民事調停(話し合い) | 裁判(法的決着) |
| 証拠のハードル | 低め。相手が認めればOK。 | 極めて高い。数値データが必須。 |
| ゴール | 円満な和解 | 強制的に決着をつける(損害賠償・慰謝料の支払いなど) |
| 出席の強制力 | なし。無視されると調停不成立。 | あり。拒否しても判決が出る。 |
| ご近所関係 | 修復の可能性が残る | 修復はほぼ不可能 |
| 費用と期間 | 安くて早い(数ヶ月) | 高くて長い(1年前後~) |
| 向いているケース | 騒音トラブルの初期段階、相手に話し合いの意思がある場合 | 相手が話の通じない強情な人だった場合、民事調停ができなかった場合 |
それでは、ここからは僕が裁判ではなく民事調停を選んだ2つの理由について詳しく解説していきます。
裁判ではなく民事調停を選んだ理由1つ目

民事調停と裁判(訴訟)の大きな違いは、民事調停は「円満な和解を目指す話し合い」であるのに対し、裁判(訴訟)は強制的に決着を付けるものである、という点です。
民事調停はあくまでも「話し合い」なので、お互いに話し合う気があれば、第三者(調停員)を交えて冷静に話し合うことができます。
「解決したい気持ちはお互いにあるけれども、素人同士が話し合ってもなかなか合意に至らない。だから調停員という第三者を交えて、できるだけ和解と解決を目指したい」
このような場合は、民事調停が向いていると言われています。
僕の場合は、管理会社を介して「騒音主も話し合いたいと思っている」という話を聞きました。
そのため、相手に話し合う気がある=民事調停に出席してくれる可能性が高いし、円満に解決できる可能性があると判断しました。
裁判ではなく民事調停を選んだ理由2つ目

正直、僕は持っている証拠に自信がありませんでした。
確かにノイローゼになるほどの騒音はあったのですが、「80dB」などのとんでもなく大きい音が継続的に鳴っていたわけではありませんでした。
また、業者に騒音の測定と記録を依頼すると、何十万〜何百万円のお金がかかります。
僕にはそんな余裕はありませんでしたので、自力でできる範囲の証拠しか記録できませんでした。
しかし、裁判では裁判官が証拠を元に、客観的な判断を下します。
つまり、裁判官が見ても決定的な証拠がなければ、裁判に勝てる可能性が低くなります。

専門的な資格を持たない素人が個人的に記録して証拠を残しても、「第三者による客観的な証拠ではないから」という点で効力は小さくなります。
それであれば、裁判官が判断を下すのではなく、当事者間で結論を出す民事調停の方がまだ解決できる道があると考えました。
民事調停→訴訟がいいのではないか、という結論に至った

以上の理由から、僕は民事調停をやってみて、それでダメだったら(両者が合意せず、調停不成立になったら)訴訟をしようと考えていました。
そのため、民事調停の段階までは自力で騒音計で計測して証拠を集め、訴訟になったら大金を払ってでも業者に依頼して測定してもらう、という計画にしました。
民事調停→訴訟の流れは本当に適切なのか?

僕は幸いにも、民事調停で慰謝料をもらって解決することができたので、訴訟をする必要はありませんでした。
しかし、「民事調停→訴訟」の流れを考えたときは本当にこの計画が適切なのか、不安でした。
そこで民事調停も訴訟もしたことがなかった僕は、複数の弁護士に相談し、本当にこの計画でいいのか、民事調停をするならどんなことに気をつければいいのか、騒音トラブルでは慰謝料はいくらが妥当なのか、などをプロに確認することにしました。
このおかげで「このアドバイスがなかったら、僕は慰謝料をもらえず泣き寝入りして終わっていた」と断言できるほど有益なアドバイスを得ることができました。
僕は10万円近く払って弁護士に相談した上に、素人が1から情報を集めていたので、膨大な時間をかけてヘトヘトになりながら民事調停に挑みました。
しかし、これはあまりにも非効率ですし疲れてしまうので、僕が学んだことはすべてnoteにまとめました。
これさえ読めば、僕のように法律知識ゼロだった人も、民事調停の準備をすることができます。
遠回りをしてお金も時間を無駄にしたくない方は、ぜひ参考にしてみてください👇