
こんにちは!マンションの騒音トラブルを民事調停で解決し、慰謝料を得た経験のあるarawaです。
今回は、マンションの騒音トラブルでは騒音の証拠はどこまで必要なのかについて解説します。
僕も騒音被害に遭ったときはどんな証拠をどうやって残せばいいのかわからず、悪戦苦闘しました。
膨大な量の資料を調べた結果に加え、弁護士に相談したときのアドバイスも掲載しますので、いま騒音トラブルで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
マンションの騒音トラブル、騒音の証拠はどこまで必要?

騒音トラブルの証拠がどれぐらい必要なのかは、あなたが相手(騒音主)に対してどのようなアクションを取っていきたいのかによって異なります。
民事調停をした+弁護士に相談した僕の体感としては、以下がポイントになると思っています。
マンションの管理会社・管理人に苦情を出す場合
「自分の部屋からはこういう音が聞こえていますよ」とざっくり証拠を出したい場合など
スマホ録音だけでもOK
民事調停をしたい場合
スマホ録音+業務用の騒音計での計測
訴訟(裁判)をしたい場合
業者による計測
(無資格者による個人での計測はNG)
それではここからは、僕がなぜこのように思うのか、その理由を詳しく解説していきます。
騒音の証拠はどこまで必要?:管理会社・管理人に苦情を出す場合

例えば騒音主本人や管理会社・管理人に「うちの部屋からはこんな音が聞こえているんですよ」とざっくり概要を伝えたい場合は、スマホの録音だけで十分だと思います。
「自分の部屋にいてこれぐらい音が録れてるなら、相当うるさいんだろうね」という説得力のある証拠になります。
ただし、騒音主本人と話すことは警察も弁護士も推奨していない行為で、僕も警察に通報したときに注意されました。
詳しくはこちらで解説しています🔻
騒音の証拠はどこまで必要?:マンションの騒音トラブルで民事調停をしたい場合

民事調停とは、いわゆる「裁判の一歩手前」の話し合いのことです。
裁判所で公的な手続きを取って行うのですが、基本的には数千円程度で、調停員という裁判所から選ばれた第三者を交えて話し合いをすることができます。
裁判(訴訟)は「強制的に決着をつける」のに対し、民事調停はあくまでも「和解を目指す話し合い」です。
裁判よりも少しゆるい、けれども慰謝料請求や損害賠償請求はきちんとできるという「ちょうどいい」選択肢で、僕もこの民事調停を行いました。
民事調停をすれば慰謝料請求をすることもできますし、実際に僕も慰謝料をもらって解決しました。
しかし、請求するからにはそれなりの説得力のある証拠が必要です。
スマホで1回録音しただけでは、以下のように言いくるめられてしまう可能性があります。
「毎日じゃないからいいでしょう?」
「スマホのマイクは質が悪いからうるさく聞こえてるだけで、本当はそんな音量は出ていないはずだ」
「他の人だってこれぐらいの音量は出してるんじゃないの?」
「あなたが気にしすぎなだけではないか?」
そのため、もし民事調停をして解決を目指しているのであれば、個人でできる範囲の限界まで証拠を残すことがベストだと思います。
僕はこの「個人でできる最大限の証拠」を残すため、試行錯誤して証拠撮影のルーティンを確立しました。
詳しくはこちらの記事で解説しています🔻
マンションの騒音トラブルで訴訟(裁判)をしたい場合

もし騒音トラブルで訴訟(裁判)をしたいと考えているのであれば、専門の業者に証拠の撮影・録音を依頼するのが良いと思います。
裁判では裁判官が判決を下しますので、裁判官が見て「これは悪質だ」「これぐらいの慰謝料請求が妥当だ」と説得しなければなりません。
つまりプロが見ても納得できる証拠が必要なので、いくらでも捏造できそうな証拠があっても効力はありません。
騒音計測の場合は、環境計量士などの有資格者が行わないと十分な証拠とは言えず、個人がスマホで撮影・録音した程度では裁判でも負けてしまう可能性があります。
そのため、裁判を考えている方は大金を払ってでも専門の業者に依頼して証拠集めをする必要が出てきます。
裁判をしなくても民事調停+個人が集めた証拠で慰謝料請求ができます

ここまでのお話しを聞いて、「うわぁ、訴訟をするとしたらめちゃくちゃお金がかかりそうだな…」と思った方が多いと思います。
実際に業者を1日雇って1日分のデータを取ってもらうだけでも数万〜数十万かかります。
これを何日分もやったら、とんでもない金額になるため、正直あまり現実的ではないと思います。
そのため、お金がなかった僕は個人でできる範囲の証拠を徹底的に集め、民事調停をして慰謝料請求をすることに決めました。

とは言え、いくら十分な証拠を集めたとしても、肝心の民事調停での正しい振る舞い方や戦略がなければ慰謝料請求は通りません。
民事調停のデメリットは、裁判と違って相手が「嫌だ」と言えばそれで終わってしまうことです。
ではどうやったら「わかりました。慰謝料を支払います。」と相手を説得させることができるのか…
こちらについては、下記のnoteで徹底的に解説しています。
かつての僕のように、法律の知識など一切なかった僕でも民事調停で慰謝料を獲得できた方法をまとめていますので、民事調停を視野に入れている方はぜひ参考にしてください。
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