証拠の集め方

【騒音トラブル体験談】騒音計で測定・証拠を記録して分かった苦労と、測定の注意点

こんにちは!マンションの騒音トラブルを民事調停で解決し、慰謝料を得た経験のあるarawaです。

今回は、僕がマンションの隣の部屋からの騒音トラブルに遭ったときの体験談をもとに、騒音計で測定して分かった苦労と証拠を残すときの注意点、測定における注意点についてお話しします。

現在騒音トラブルで悩んでいる方が問題解決ができるように書いていますので、ぜひ参考にしてください。

騒音計で測定して分かった「苦労」とは?

僕がマンションの隣の部屋からの騒音で悩んでいたとき、まず証拠を残すために必要な情報は何かを調べました。

調べていてわかったのは、以下の3つです。

業務用の騒音計など、信頼性のある機器を使用すること
騒音計測アプリは製品によって誤差があるため、証拠としては弱い

数回の騒音を記録しただけでは不十分
音量だけでなく、継続性(相手に改善の意思がないこと)を証明する必要がある。
撮影・録音データも膨大になるため、データ管理も大変。

自力で騒音計測をすると「ある程度の証拠」にしかならない
本気で裁判をしようと思っている場合は、多額のお金を払って環境計量士などの専門業者に依頼する必要がある。

つまり、騒音トラブルとして有効な証拠を得るためには、時間とお金と第三者(専門の業者)による計測が必要だということです。

僕はお金がありませんでしたし、専門の業者を雇うことは難しかったです。

たった1日の計測でもお金がかかるのに、何日間も雇うとなると莫大なお金がかかります。

本気で裁判にするぞと覚悟を決めている人でないと、現実的な選択ではないと思います。

しかし、「じゃあ泣き寝入りします」とも言えませんし、「証拠が全くないよりはいいだろう」と思い、僕は自力でできることを最大限やることに決めました。

市役所で騒音計を借りて証拠を取る方法

自治体によっては、市役所でちゃんとした騒音計(数十万円相当)を無料で借りることができます。

僕の地域では幸運にも1週間騒音計を借りることができるという情報を得たので、まず市役所に行って騒音計を借りてきました。

騒音計を使った具体的な証拠の残し方については、こちらの記事で解説しています🔻

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騒音計で測定・証拠を記録していて一番辛かったこと

この証拠を集める作業で困ったことは、大きく3つあります。

寝不足
夜は相手が寝るまで寝られず、日中に寝たくても日中もうるさいので寝られませんでした。
自宅で仕事をしていますが、仕事量は減らせないので睡眠スケジュールをかなり考えて生活していました。

家での作業内容が限られる
録音・録画をし、正確なメモを随時取る必要があるため、すぐにメモを取れる体制であることと、自分の生活音をなるべく出さないようにする工夫が必要でした。

証拠の録画&録音のデータ量がデカすぎる
例えば何も考えずにiPhoneのカメラアプリで普通に録画をすると、1時間分で15GBぐらい食われました。
(デフォルトでは高画質で撮影する設定になっているのも1つの原因です)
対策として、カメラアプリの画質設定を変更したり、大きな影響が出ない程度にファイルを圧縮したり、データ管理をこまめにして容量オーバーにならないようにしました。

生活に直結する問題もあったので、正直証拠集めは大変でした。

ただ、僕のようにたった1人で長期間やるのでなければ、もっと楽になるかもしれません。

必要であれば家族や知人に協力してもらうのも一つだと思います。

自力で騒音計測をすると「ある程度の証拠」にしかならない

自分で騒音計を使って測定すると「ある程度の証拠」にはなります。

なぜ「十分な証拠」にならないかと言うと、僕の場合は特に資格を持っていない自分1人で撮影・録音したため、第三者による撮影・録音ではなかったからです。

僕は環境計量士などの資格保有者ではありませんし、専門の業者に依頼して計測してもらっているわけではありません。

そして、そのような個人で集めた証拠はやや弱くなるという情報をネットで得ました。

実際に役所で騒音計を借りた時も、「もし騒音トラブルで訴訟などを考えているのであれば、環境計量士などの資格を持った人間が行った測定でないと、確かな証拠とはなりませんので、その点はご注意ください」と言われました。

とはいえお金はなく業者に依頼もできないため、僕はネット上のいろいろな事例を参考にした上で、まずは自力で証拠を集め、それを法テラスや弁護士事務所への相談時に提出し、自分のやり方や資料に不備がないかチェックしてもらうことにしました。

民事調停の段階までは自力で騒音計で計測し、訴訟になったら大金を払ってでも業者に依頼して測定してもらう、という計画です。

ちなみに民事調停の前に弁護士に相談したとき、自分で騒音計で測定した実際の動画と音声をお聞かせしたところ「民事調停の段階でこれぐらいできていれば、自分で集められる証拠としては十分な証拠です」と言われたので、この計画でよかったかなと思います。

集めた証拠を使って民事調停で慰謝料を得た体験談

ここまで証拠集めの基本をお伝えしましたが、いざ民事調停となると「どの証拠が決定打になるか」「何をどこから話せばいいのか」などの判断は非常にシビアで難しいです。

僕は法律素人の自分の力だけでは限界を感じ、複数の弁護士に相談し、民事調停で解決することに決めました。

そして、その中で「法律のプロが共通して重視するポイント」があることに気づきました。

その具体的なアドバイスや、僕が実際に使って効果があった証拠のまとめ方や民事調停での態度・発言は、体験記で詳しく解説しています。

遠回りをしてお金も時間を無駄にしたくない方は、ぜひ参考にしてみてください👇

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