
こんにちは!マンションの騒音トラブルを民事調停で解決し、慰謝料を得た経験のあるarawaです。
今回は、騒音トラブルでよくある子供の足音や飛び跳ねる音と「重量床衝撃音」についてお話しします。
この知識を入れておくと、民事調停や裁判になったときの説得力のある証拠を作るのに役立ちますので、ぜひ参考にしてください。
「重量床衝撃音」とは?

僕は以前、住んでいたマンションで騒音トラブルに遭い、ノイローゼ(不眠症)にもなってとても悲惨な状況でした。
一番ひどかったのが「ドタドタ」「ドンドン」という足音の騒音だったのですが、このタイプの騒音について調べていると「重量衝撃音」というワードに遭遇しました。
子供が走り回る音、重量物の落下音などは重量衝撃音に該当し、主に31.5Hz~125Hzの周波数帯に分布します。
https://oto-taisaku.com/report07.html#:~:text=%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E3%80%81%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%8C%E8%B5%B0%E3%82%8A%E5%9B%9E%E3%82%8B%E9%9F%B3,%E5%B8%AF%E3%81%AB%E5%88%86%E5%B8%83%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
子どもが部屋の床を飛び跳ねるような音は、畳敷きの和室やカーペットを敷いたフローリングでも、下の階へ響きやすくなります。
つまり、騒音トラブルになりやすいのは、重量衝撃音のほうなのです。
重量衝撃音は、おおむね48デシベル前後に達すると、下層階の住人にとって日常生活で気になり始める音量で聞こえるようになるといわれます。
https://bengoshihoken-mikata.jp/archives/783#st-toc-h-7
僕の場合は特に「ドンドンドン」「ドスン」などの重低音がうるさかったのですが、まさにこの「重量衝撃音」に当てはまり、実際に騒音計で44dBを記録した音は「かなりうるさい」と感じました。
しかし「44dB」という音量は一般的に「そこまでうるさくない」というレベルの音量です。

「44dBにしては大きく聞こえるのだが…60dBぐらい行ってると思ってたのに…」と思っていましたが、こんな記事を見つけました。
125Hzの重量衝撃音の場合、46~66dB(A)はdBに換算すると62~76dB程度に相当します。
マンションは、性能上、通常の想定内の重量衝撃音であれば、58dB以下(聞こえるが意識することはあまりないという程度)にまで遮断できるはずであるのに、本件の騒音は62~76dBと、この58dBを大きく上回っていることから、相当にうるさいものであったと推察されます。
https://legalus.jp/column/ccafffd6-3c82-43b7-8f0c-52590ba3bbe9
「マンションの上の階の、子供の足音や飛び跳ねたときの音がうるさい」という内容で、この「足音や飛び跳ねたときの音」の重量衝撃音に関して「受忍限度を越えている」と判断された判例です。
125Hzの音なので、「ドスドス」「ドシン」など、かなり低めの音になります。
(楽器で言うとバスドラムやベースなどの音域で、車から漏れる”ドゥンドゥン”の音に近い)
〇〇dB(A)というのは、騒音計をA特性(人間の耳の感覚に近い基準)に設定して計測した場合の数値のことです。
つまり、騒音計をA特性にして「46dB(A)」と測定されても、実際は62dBぐらいの音量が出ている可能性があるということになります。
簡易的に周波数帯域をチェックしてみた
前述の重量衝撃音について知った後、自分が聞こえている騒音はいったいどれぐらいの周波数なのかが気になり、調べてみました。
スマホで簡易的に録音したので正確な音量や周波数帯域は確定できませんが、録音データをDAW(作曲ソフト)に入れてEQ(イコライザー)に通してみると、騒音が鳴っているときだけピンと跳ね上がる周波数帯域がありました。

足音が出た時だけ跳ね上がっていたのは、緑の線で囲んだ70Hz〜190Hzぐらいです。
重量衝撃音の目安である「31.5Hz~125Hz」や、前述の判例にあった重量衝撃音の「152Hz」とかなり近い値です。
簡易的な録音によるものなので正確な数値とは言えませんが、弁護士に相談するときに多少の情報にはなると思い、念のため確認してみました。
騒音計の数値が思ったより低くても測定は継続した理由

ネットで調べると、おおむねの基準として「昼間は55dB以下、夜間は45dB以下」と記載しているサイトが多かったのですが、この「昼間」「夜間」が具体的に何時から何時までなのか、そして正確な音量基準(dB)は自治体により違うようです。
そして、前述のようにマンションの構造や音が聞こえる頻度、音の性質などを考慮して判断することもあるので、必ずしも「この音量(dB)以下だから受忍限度内です。許容範囲内です。我慢してください。」とはならないようです。
僕が役所から借りた騒音計を手にした初日に測定したとき、個人的にはかなりうるさいと思っていたのに騒音計ではそこまで大きい数字にならず「マジか…」と絶望しました。
しかし、調べてみると音量だけではなく頻度なども考慮される例もあったので、念のため測定し続けることにしました。
自力で騒音計測をすると「ある程度の証拠」にしかならない

自分で騒音計を使って測定すると「ある程度の証拠にはなる」と言ったのは、僕の場合は特に資格を持っていない自分1人で撮影・録音したため、第三者による撮影・録音ではなかったからです。
僕は環境計量士などの資格保有者ではありませんし、専門の業者に依頼して計測してもらっているわけではありません。
そして、そのような個人で集めた証拠はやや弱くなるという情報をネットで得ました。
実際に役所で騒音計を借りた時も、「もし騒音トラブルで訴訟などを考えているのであれば、環境計量士などの資格を持った人間が行った測定でないと、確かな証拠とはなりませんので、その点はご注意ください」と言われました。

とはいえお金はなく業者に依頼もできないため、僕はネット上のいろいろな事例を参考にした上で、まずは自力で証拠を集め、それを法テラスや弁護士事務所への相談時に提出し、自分のやり方や資料に不備がないかチェックしてもらうことにしました。
民事調停の段階までは自力で騒音計で計測し、訴訟になったら大金を払ってでも業者に依頼して測定してもらう、という計画です。
ちなみに民事調停の前に弁護士に相談したとき、自分で騒音計で測定した実際の動画と音声をお聞かせしたところ「民事調停の段階でこれぐらいできていれば、自分で集められる証拠としては十分な証拠です」と言われたので、この計画でよかったかなと思います。
騒音問題を弁護士に相談し、民事調停で慰謝料を得て解決するには?

とは言うものの、弁護士への相談や民事調停をするというのは、法律初心者にとってはかなりハードルが高いように思われるかもしれません。
実際に僕がそうでした。
法律の知識は全くないところから、自分1人で一から調べ直して、膨大な時間とお金をかけて弁護士に相談し、民事調停をして慰謝料を得るまでに至りました。
しかし、あなたはここまでする必要はありません。
僕が、この弁護士への相談方法から民事調停で慰謝料を得るまでの過程をすべてnoteに記録したからです。
あなたは何十時間〜何百時間もかけて調べる必要もありませんし、10万円近くかけて弁護士に相談する必要もありませんし、民事調停の書類手続きに戸惑う必要もありません。
(弁護士に1回相談するだけでも、通常5,000円〜1万円ほどの費用がかかります。)
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